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女児不明15年、父親が手記=「成長想像すらできない」

5/17(木) 17:38配信

時事通信

 失踪した吉川友梨さんの父永明さん(57)は17日、捜査本部を通じて手記を公表した。

 事件発生から間もなく15年。「24歳に成長した姿を想像することすらできない。9歳の誕生日の姿しか出てこない」などと悲痛な胸の内をつづった。

 友梨さんの母美和子さん(57)は、20日に大阪・ミナミの高島屋前でチラシを配り情報提供を求めることにしている。

 手記の全文は次の通り(表記は原文のまま)。

 15年という時間はすべての事柄を過去のものにしてしまう。

 でも、私たち家族や当の本人の友梨にとっては、まったく過去どころか、たった今さっき事件がおこったような感覚です。その感覚のまま、何もできないまま、じりじりと時間だけが過ぎてきました。

 なぜこんなことが起こったのか? しかもそれがなぜ、友梨なのか? まったく私には理解できません。

 怒りを感じようにも、悲しいとかの感情を持つ前に、なぜ? どうしたらあの娘がかえってくるのか? いったい何がどうしたのか、どう気持ちを保っていたらいいのか、気持ちの悪い憂鬱な1日1日が積み重なって、ついに15年なんて、とんでもない時間が過ぎてしまいました。

 こんな想像をしたってなんの意味もないですが、何もなければ、今頃友梨は24歳の普通の社会人。

 でも、その成長した姿を想像することすらできなくて、頭の中では9歳の誕生日のバースデーケーキを目の前にして、嬉しそうな満面の笑みで写真に収まっていた姿しか出てきません。

 そしていつも最後は、私より誰より苦しい思いをしているのは、友梨本人なのだから、それを思うと私の気持ちなんか別にどうでもいいのだと
 どうか、こんな理不尽なことが起こったまま、そのまま15年間もそのまま、というのを感じてみてください。あの子がどんな思いで15年間過ごしているのか、想像してみてください。そして、なにがしか、どんな些細な情報であっても教えてください。なぜ、こんなことになってしまっているのか、教えてください。お願いします。 

最終更新:5/17(木) 17:49
時事通信