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新潟女児殺害 連れ去り直後に絞殺か 車内に清掃の跡

5/17(木) 7:55配信

産経新聞

 新潟市西区のJR越後線の線路で、近くに住む小学2年の大桃珠生(たまき)さん(7)の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕された会社員、小林遼(はるか)容疑者(23)が連れ去り直後の車内で大桃さんの首を絞めて殺害したとみられることが16日、捜査関係者への取材で分かった。車内には清掃した形跡があることも判明。新潟県警新潟西署捜査本部は、小林容疑者が証拠隠滅を図った可能性もあるとみている。

 関係者によると、司法解剖の結果から、大桃さんは7日午後3時15分すぎに連れ去られた直後に殺害されたとみられる。

 小林容疑者は車を運転中に事故を起こして大桃さんと接触し「パニックになって車に乗せた」と供述しているが、新たに「(すぐに)首を絞めた」などと話していることも分かった。

 捜査本部は、車や遺体に接触事故があったような痕がないことから事故は虚偽だとみているが、遺体の状況から、車に乗せた直後に首を絞めて殺害した可能性は高いとの見方を強めている。

 また、捜査本部が犯行に使われた黒の軽乗用車を押収して車内を調べたところ、清掃されたような形跡が確認された。小林容疑者が証拠隠滅を図ったとみられるが、詳細な鑑識活動では、車内から毛髪といった微物が見つかっており、捜査本部が鑑定を急いでいる。

 一方、殺害後について、小林容疑者は「遺体を車に乗せたまま新潟市内を移動していた」などと供述。遺体を線路上に放置した理由については「事故を装うためだった」と話しているという。

 大桃さんを車に連れ込んでから遺棄するまでは約7時間。捜査本部は、小林容疑者がこの間に事件発覚を免れるための方策を考え、最終的に遺体を線路に置く判断をしたとみている。

 さらに車内の捜索では練炭や七輪が見つかった。捜査本部は、小林容疑者が実際に自殺を図ろうとしていたかどうかについて慎重に調べている。

 捜査本部は16日、小林容疑者宅の本格的な捜索を実施。供述の裏付けとなる証拠の収集や精査を進めた。

最終更新:5/17(木) 9:23
産経新聞