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超小型EV参入、パナソニックの狙い 中国市場で展開、複数の現地企業と提携

5/17(木) 10:51配信

産経新聞

 パナソニックが中国で超小型電気自動車(EV)の市場に参入する。津賀一宏社長が16日、産経新聞のインタビューで明らかにした。

 既存の自動車メーカーの主力市場である一般車でなく、宅配や商業施設の区間往復、一定地域のカーシェアリングなどでの利用が想定される短距離走行の商用車の領域に挑戦。複数の現地企業と提携し、中国で展開後、日本でも同市場への参入をめざす。

 EVは中国が最大市場となり、世界を牽引する見通し。EV需要も高級車、大衆車、自動車よりコンパクトな小型モビリティーの3つに分類されるとみられている。津賀社長は、EV市場を「(小型モビリティーのような)商用車から拡大する」とみて、「現地企業と一緒にスピード感ある中国市場を攻める」と述べた。

 具体的には「街乗りや農村部の短距離走行で時速50キロまでの車」(津賀社長)を想定。車体は簡素な構造で、決まったルートや2人乗りなど少人数利用での需要がありそうだ。同社は日本ではすでに自動運転のEVの走行実験を開始している。

 パナソニックが注力する車載電池事業は現在、米EVメーカーのテスラ、トヨタ自動車の協業が柱。車載電池市場は今後10年で6倍(電力量ベース)に膨らむ見込みで、津賀社長は「今後(市場の形など)さまざまな部分が固まっていくのに向け、しっかり準備する」とし、旺盛な需要を取り込んでいく考えだ。

最終更新:5/17(木) 11:55
産経新聞