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海戦映画の新作「ミッドウェー」 反日あおり「沈没」しないで

5/17(木) 15:11配信

産経新聞

 いつもの日課で米軍関連の各種ウェブサイトをのぞいていたら、先の沖縄戦で日本の特攻機の集中攻撃を受けながら生還した米駆逐艦「ラフィー」の奮闘を描く、実話に基づいた劇映画「デストロイヤー」の監督を俳優のメル・ギブソン氏が務めることを知った。

 米国海軍協会(USNI)のサイトによると、ギブソン氏が沖縄戦に関する映画を監督するのは、良心的兵役拒否者の衛生兵の活躍を扱った「ハクソー・リッジ」に続き2作目。この作品は比較的良心的な内容だっただけに、次作も期待できそうだ。

 実は米国では現在、第二次大戦の海戦を題材にした映画が相次ぎ制作中だ。その中で、日本人として出来栄えが心配なのが、あのミッドウェー海戦を描くという「ミッドウェー」だ。

 監督は、異星人による地球侵略映画「インデペンデンス・デイ・リサージェンス」のローランド・エメリッヒ氏。この怪作は、中国人プロデューサーがカネも口も出し、中国人の出演者が不自然に大活躍することで話題を呼んだ。問題は、同じプロデューサーが「ミッドウェー」の制作にも名を連ねていることだ。

 まさか中国系米国人を主人公にしたりはしないだろうが、日本への敵意を無理にあおり、「轟沈(ごうちん)」必至な珍作にするのは避けてほしい。(黒瀬悦成「ポトマック通信」)

最終更新:5/17(木) 15:11
産経新聞