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「CDは売りたくなかった」若手人気アーティストが、レコード会社で語ったこと

5/17(木) 7:04配信

BuzzFeed Japan

「私、CD買ってないから、最初CDを出すってなったときにプロデューサーと喧嘩しました」と語るのは、独特のMVで人気を集める「水曜日のカンパネラ」のコムアイだ。6月27日にリリースする新作EP「ガラパゴス」を機して、所属するワーナーミュージックで「公開取材」を決行した。「いい取材があっても、決まった媒体にしか載らないのが悔しくて」と、CDを売ってきた会社で、その意図を語る。「ガラパゴス」とは、現在の日本の比喩だという。一体どういうことなのか?【BuzzFeed / 嘉島唯】

CDを出すっていうのが、ガラパゴス

「”ガラパゴス”という言葉は、自分の育った環境や文化を表すのに一番適した言葉だと思っています」

比喩のもとになっているガラパゴス諸島は、大陸から離れた位置にある閉鎖環境だったために、独自の生態系が発達した。

タイトルに比喩を使ったのは、「I don't love my country but I love this island.(日本の国の中で好きじゃないことはいっぱいあるけれど、この島がすごく好き)」という投稿がきかっけだった。海外フェスに多く出演した1年を過ごし、「自分を育てたもの、取り囲む日本という環境はすごいところなんだと思うことが多かった」と語る。

ガラパゴス的なものごとのひとつとして、CD販売について言及したのが冒頭のコメントだ。水曜日のカンパネラで初めてCDを制作するときに、コムアイは反対したそうだ。

一応、プロデューサーに「まだCDも売れるから」と説得されて今に至る。ただ、「超頑張らない、予算をかけない方向に行きました」とバッサリ。

「CD出していいのか今だにわからないですね。プラスチックっていうモノは好きなんですけれど」

音楽活動をはじめたときからCDを聴いていなかったコムアイ。「私、MacBook Air使ってるから、CDを何で再生したらいいんだろう?って」と、BuzzFeedの取材に答えたくらいだ。すでにiTunesもYouTubeもある時代だった。

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最終更新:5/17(木) 7:04
BuzzFeed Japan