ここから本文です

親に守られ愛らしく ウミネコのひな初確認/国天然記念物の蕪島(八戸)

5/17(木) 10:22配信

デーリー東北新聞社

 国の天然記念物に指定されているウミネコの繁殖地・蕪島(青森県八戸市鮫町)で16日、今年初めてひなが確認された。巣の中では、黒色と茶色のまだら模様の産毛に覆われたひなが、親鳥の胸の下から愛らしい姿をのぞかせた。

 監視員の高橋信治さん(78)によると、昨年も同じ日に最初のふ化を確認した。

 別の監視員が16日早朝、再建中の蕪嶋神社社殿近くの茂みにある巣の中に、ひなを見つけたという。同日午後2時時点で、少なくとも4羽がふ化していた。

 今年は、4月18日に初産卵が確認されてから、蕪嶋神社の境内周辺では、つがいが交代で卵を温める姿があちらこちらで見られた。

 高橋さんは「いつもと同じ時期にかえって良かった。しっかり見守っていきたい」と笑顔を見せた。

 ふ化は5月下旬にかけてピークを迎える。ひなは7月以降に巣立つ見込みだ。

デーリー東北新聞社