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大谷1年前に2番 日本ハム栗山監督が込めた願い

5/17(木) 11:00配信

日刊スポーツ

<とっておきメモ>

 エンゼルス大谷翔平投手(23)が、アストロズ戦に「2番DH」でフル出場し、4打数1安打、4試合連続安打とした。2番での先発はメジャー初。

【写真】栗山監督が大谷に送った手紙

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 日本ハム栗山監督は「2番大谷」に明確なメッセージを持たせていた。17年4月6日ロッテ戦(ZOZOマリン)で1度だけ起用。試合後に「うちのチームは2番に入れると、どうしても“2番打者”になってしまう。日本の打順像を、どうやったら消せるんだと」と、説明した。「2番打者=つなぎ役」というイメージが日本にはある。チーム内にもはびこる固定観念を、破壊する意図があった。

 なぜ、2番に強打者を入れるのか。栗山監督の説明は端的で明快だ。「いい打者に、たくさん打席が回った方が絶対にいい。1年間、チームとして立つ打席数を誰にあげるのか」。上位打線には、数多くの打席=攻撃機会が訪れる。好打者を順に並べれば出塁する可能性も、得点する可能性も必然的に高まる。

 今季も開幕戦は横尾、4月24日オリックス戦からは主に大田を2番に据える。ともにスラッガータイプ。監督に就任した12年の初陣も稲葉を起用した。栗山監督は打線の新たな概念を追求し、打順に関係なく自分の長所を出せる選手を求め続ける。1年前の「2番大谷」には、そんな願いが込められていた。【日本ハム担当=木下大輔】

最終更新:5/17(木) 11:11
日刊スポーツ

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