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地域医療貢献実績、門前薬局には「非常に厳しい」 - 保険薬局協会・杉本常務理事

5/17(木) 9:00配信

医療介護CBニュース

 日本保険薬局協会の杉本年光常務理事は16日、定時総会後の記者会見で、2018年度調剤報酬改定で新設された地域支援体制加算の施設基準の「地域医療に貢献する体制を有することを示す相当の実績」(地域医療貢献実績)について、特に門前薬局には「非常に厳しい」と述べた。【松村秀士】

 同協会の調査報告書によると、地域支援体制加算を4月に届け出たのは、回答した8722薬局の約24%。また、調剤基本料1以外の薬局による届け出の事例がなかった。

 会見で杉本常務理事は、18年度改定に関連して、「大型門前薬局などは、かなり収入が減っている」とし、特に門前薬局にとって地域支援体制加算の取得は難しいとの考えを示した。

 廃止された基準調剤加算(32点)の代わりに新設された地域支援体制加算(35点)を取得するには、1200品目以上の医薬品の備蓄や24時間調剤・在宅対応体制の整備などの要件を満たす必要がある。また、常勤薬剤師が年間で1人当たり、▽夜間・休日などの対応実績400回▽外来服薬支援料の実績12回―といった地域医療貢献実績(8項目)の基準をすべてクリアしなければならない。ただし、調剤基本料1の薬局には実績基準は適用されない。

CBnews