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<旧優生保護法国賠訴訟>「勇気を出して訴えた」仙台で手術 東京の原告男性

5/18(金) 9:52配信

河北新報

 東京都内では17日、東京地裁に提訴した都内の原告男性(75)を支援する集会があった。仙台市内で強制不妊手術を受けたとする男性は「勇気を出して訴えた。手術を強制された多くの人に名乗り出てほしい」と呼び掛けた。

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 男性は仙台市内にあった児童自立支援施設にいた1957年ごろ、説明のないまま不妊手術を施された。障害はなかった。

 手術の事実は妻が亡くなる直前に告白したといい、「すまない気持ちでいっぱいだ」と振り返った。「裁判は強制手術で傷ついた多くの人のためでもある」とも強調した。

 原告弁護団の関哉直人弁護士は「国が手術を積極的に推進した責任を問う」と説明。手術記録は残っていないが「手術痕や本人などの話から明らか。公的記録がないと声を上げられないのは理不尽だ」と話した。

 参加者からは「訴訟を通し、社会は優生保護法の歴史と向き合うべきだ」などの意見があった。

最終更新:5/18(金) 16:46
河北新報