ここから本文です

「国や軍隊は平気でうそをつく」96歳元海軍兵、同志社大で講演

5/18(金) 9:11配信

京都新聞

 第2次世界大戦でミッドウェー海戦やトラック島の激戦を生き抜いた元海軍兵が17日、京都市上京区の同志社大で、戦争体験を講演した。学生らに「戦場で死ぬ若者を、国は守ってくれない。絶対に戦争してはならない」と訴えた。
 瀧本邦慶さん(96)=大阪市東淀川区。空母の整備兵として1941年の真珠湾攻撃などに従軍。西太平洋のトラック島で餓死しそうな状態で終戦を迎えた。
 講演会は同大学社会学部の講義の一環で行われ、学生や市民約130人が参加した。瀧本さんは、42年のミッドウェー海戦で、乗船する空母が沈み、自身も被弾した体験を紹介。帰国し、大本営が被害状況を過小に発表したことを知ったといい、「国や軍隊は平気でうそをつくのは、今も変わらない。戦争ができる国になってもいいか、真剣に考え、行動してほしい」と訴えた。

最終更新:5/18(金) 9:11
京都新聞