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クラウディアン、AI BOX上でのAzure IoT Edge展開と活用検証を完了

5/18(金) 14:13配信

BCN

 クラウディアン(太田洋社長)は5月18日、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム Microsoft Azureの機能をエッジに拡張する「Azure IoT Edge」の複数モジュールをIoT/AI用エッジコンピューティング装置「CLOUDIAN AI BOX(AI BOX)」上に展開し活用する技術検証を、マイクロソフト協力の元で実施したと発表した。

 クラウディアンのAI BOXは、GPU搭載のNVIDIA Jetson TX2とLTE/WiFi通信モジュールを内蔵した防水・防塵・落雷対策済みのエッジコンピューティング装置。一方、Azure IoT Edgeは、何百万ものIoTデバイスとソリューションバックエンド間で、セキュリティ保護された信頼性のある双方向通信を実現する、Azure IoT Hub上に構築されるIoTを提供するサービスとなっている。

 今回、Azure IoT Edgeエージェントと、モジュール管理と通信対応するAzure IoT Edgeランタイムを含むAzure IoT Edgeの複数モジュールをAI BOX上に展開。(1)AI BOXにAzure IoT EdgeモジュールをDockerコンテナで展開し、AI画像認識アプリケーションのワークフローを実行(2)エッジのAI BOXでの分析・処理結果をクラウド側Azureに送信し、Azure IoT Stream Analyticsで可視化・分析、検証を行った。

 この検証により、AI BOXがAzure IoT Edgeを活用できるIoTデバイスになることに加え、とくにネットワークカメラ映像をAIで画像認識するIoTシナリオなどで、大量の映像・画像をネットワーク経由でクラウドに送り処理するのではなく、エッジのAI BOXでAIを実行し、その処理結果だけをクラウドのAzureで可視化・分析できることが確認できたという。

 次の段階としては、エッジで収集したサンプルデータをもとにAIの自動学習をAzureで行い、認識精度をさらに高めてAI BOXに展開するという「AI再学習サイクル」の構築を行う計画。また、顧客のニーズに応じて、Azureの仮想サーバーにS3 API互換のオブジェクトストレージ製品「HYPERSTORE」ソフトウェアを展開し、サンプルデータのマネジメントに使うことや、オンプレミスのHYPERSTOREとAzureのBLOBストレージを連携する活用も考える予定。

最終更新:5/18(金) 14:13
BCN