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今度は敏腕Pがパワハラか フジ「プライムニュース」の窮地

5/18(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 まるで呪われたかのような番組だ。

 フジテレビは4月に、BSを含めたすべての報道・ニュース番組のブランドを「プライムニュース」に統一する大改革を実施。ところが、メインキャスターに就任するはずだった登坂淳一アナがNHK時代のセクハラで“降板”し、後任を務めることになった解説委員長の反町理氏も後輩記者へのセクハラ・パワハラ疑惑が報じられた。そして、今度は番組の担当プロデューサーのA氏にパワハラ疑惑が浮上している。

「部下に対するパワハラがあったとして、A氏は自宅謹慎処分になっています。A氏は“指導”のつもりだったようですが、酒席などでも仕事と無関係の悪口などを言い続け、その部下は自宅でうなされるようになってしまった。その部下がA氏の所業を訴えたことでパワハラ疑惑が明るみになりました」(フジテレビ関係者)

 フジに問い合わせたところ、「現在、調査していますが、対外的にお答えするようなことはございません」(企業広報室)と書面で回答があった。

 TBSで事件記者として活躍したA氏は、“ヘッドハンティング”で2010年にフジに移籍。昨年、A氏が手がけた宮崎勤元死刑囚の実録ドラマはゴールデン枠で11・4%を記録。最近のフジにしては大健闘だったこともあり、A氏の社内評価はますます上昇。「プライムニュース」の担当プロデューサーにも抜擢された。しかし、敏腕のA氏のパワハラ疑惑によって番組はますます窮地に追い込まれそうだ。

「夕方の『プライムニュース イブニング』の視聴率は約3%前後と夕方の民放ニュースの中で最下位が定着しています。先週、安倍首相が緊急生出演した11日の放送はさすがに5%程度に上がるのではないかという期待がありましたが、結果は3・1%。局内にパワハラ疑惑がくすぶっているため、財務省の福田前次官のセクハラ問題を攻めきれなかったのも痛かった。そして今度はまたA氏のパワハラ疑惑ですから、正直、報道機関として厳しい立場に立たされることになりそうです」(前出のフジ関係者)

 プライムニュースは社運を懸けた大型プロジェクト。今さら引き返すわけにもいかず、番組のスポンサー企業はカンカンじゃないか。