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<楽天>嶋8回同点打、岡島殊勲の中越え打

5/18(金) 10:06配信

河北新報

 今までのうっぷんを晴らす今季一番の歓喜の瞬間だった。九回1死一、二塁、東北楽天・岡島の打球は中堅の頭を越えるサヨナラ二塁打。今季初の劇的な幕切れに、ベンチから飛び出したナインは岡島を囲んで大喜び。スタンドも笑顔でいっぱいになった。

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 先頭今江がまず左前打。続くペゲーロのあわや併殺打かと思われた二塁へのゴロを高田が取り損ね、幸運な形で一、二塁に。内田が三振に倒れた後、岡島の出番が来た。約1カ月で打率が1割近く下がっていた選手会長は、「強い気持ちで、でも力まずに」と闘志と冷静さが胸にあった。4球目、内角低めに来たカットボールをたたくと「感触が良かった。芯で打ったから越える」。会心の決勝打になった。

 五~七回の逸機で消沈しかけていたが、八回の同点劇で息を吹き返した。先頭の岡島が四球を選んだ後、1死二塁から嶋が同点二塁打を放った。モイネロに対しては昨季からレギュラーシーズン15試合目でチーム初の適時打。主将の嶋は「打てなかったらみんなに文句を言われる。良かった」。難敵からの意地の一打にガッツポーズを見せた。

 試合後のお立ち台で選手会長と主将はそろって「最高です」と喜んだ。主将の嶋は「これから大型連勝したい。いい流れで勝っていきたい」とチームの思いを代弁した。(金野正之)

最終更新:5/18(金) 15:56
河北新報