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新御三家、悲痛…郷ひろみ「親身になってくれた」野口五郎「言葉が見つからない」

5/18(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 歌手、西城秀樹さん(享年63)の訃報が流れた17日、芸能界は悲しみに暮れた。1970年代に故人とともに「新御三家」として人気を博した野口五郎(62)、郷ひろみ(62)のショックは大きく、野口は「今は言葉が見つかりません」と気持ちの整理がつかない様子。秀樹さんは盟友2人とともにバラエティー番組に出演し、歌手とは違った一面を見せ、それまでになかった“身近な”アイドル像を作り上げた。

 新御三家と呼ばれ、青春時代に人気絶頂アイドルとして秀樹さん=1972年3月デビュー=とともに生きた郷ひろみ(62)=72年8月=と野口五郎(62)=71年5月=は、突然の悲報に絶句した。

 郷は17日正午過ぎ、東京都内のスタジオで27日から始まるツアーのリハーサル中、スタッフから聞かされた。「僕の中で長男は五郎、次男は秀樹、末っ子が僕でした。秀樹が先に逝ってしまったこと、とても悲しい気持ちでいっぱいです」。デビュー当時を振り返り、「右も左も分からなかった僕に『ひろみ、何かあったら俺に聞いてくれる』と親身になってくれたこと、一生忘れません」とコメントを寄せた。

 大親友だった野口は「あまりに突然で、今は言葉が見つかりません。気持ちの整理がつくまで少し時間をください。申し訳ありません」とコメントするので精いっぱいだった。

 野口は2月に行った東京・オーチャードホール公演で秀樹さんのコーナーを設け、93年に秀樹さんのシングルB面曲として楽曲提供した「LOVE SONGを永遠に」を熱唱。途中から秀樹さんの歌唱音源とデュエットし、スクリーンにはツーショット写真が映し出された。

 MCでは、デビュー当時秀樹さんのことを好きではなかったが、30歳を過ぎて親友になったエピソードを告白。脳梗塞を患いながらもステージに立ち続ける姿を目の当たりにし、「これが本当のアーティスト。どんな状況になろうと歌い続けることを彼から学んだ」と涙をこらえながら語っていただけに、無念だったに違いない。

 関係者によると、秀樹さんが脳梗塞で倒れる数年前、新御三家による東京ドーム公演のオファーがあったという。秀樹さんが天国に旅立ったことで新御三家のジョイント公演は幻となってしまった。