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伊良部と今帰仁にヴィラ 沖縄観光に投資 仙台の建設会社・深松組

5/18(金) 11:19配信

琉球新報

 仙台市を拠点に建設業を営む深松組(深松努社長)が沖縄観光への投資を強化している。昨年5月には宮古島市伊良部でヴィラタイプの宿泊施設「ヴィラブリゾート」を購入した。伊良部島内に約860坪の土地を購入し、安価に宿泊できるホテルなどを建設する。今帰仁村でも古民家風のヴィラを買い取って「HOMANN CONCEPT沖縄今帰仁」を開設するなど、総投資は18億円に上る見通し。深松社長は、沖縄を訪れる観光客に東北を紹介して「東北と沖縄、アジア、オセアニア地域を結ぶ懸け橋になりたい」と意気込む。


 伊良部島に建設予定のホテルは客室24室で、9~10月ごろ着工し、来年6月の完成を目指す。

 伊良部島近隣では19年に下地島空港の旅客ターミナルが開業予定で観光客数の増加が期待される。客室単価5万円台というヴィラと、安価なホテルの二つを展開して多様なニーズに対応する。深松組が施設を所有し、運営は仙台市を拠点とする旅行会社、たびのレシピが担う。ホテルの隣接地には賃貸マンション32戸も建設する予定だ。

 また、宮古島を拠点としたベイクルーズを展開するクルーズ船「モンブラン」も購入した。運航会社となる「はやて」はたびのレシピが完全子会社化し、従業員を継続雇用して事業を続ける。

 宮古島では建設業の活況で人手不足が続く。深松組は復興需要が落ち着いてきた東北から人材を送り込み、取り組みを加速させる考えだ。

 深松社長は「宮古島の景気の良さに驚き、進出を決めた。下地島空港はプライベートジェットも入ってくる見込みで、世界の富裕層を呼び込み、宮古島の魅力を発信したい」と語った。

琉球新報社

最終更新:5/18(金) 11:19
琉球新報