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<防潮堤施工ミス>県現状維持案を提示へ きょうの会合で提示

5/18(金) 12:19配信

河北新報

 東日本大震災で被災した気仙沼市内湾地区の魚町に建設中の防潮堤を県が計画より22センチ高く造った問題で、県が防潮堤を現状のまま設置する案を、住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」が18日に開く会合で提示することが17日、分かった。

 村井嘉浩知事が協議会に出席し、県の考え方やこれまでの経緯などを説明する。県負担による内湾地区の地域振興策を講じる方針で、具体的な内容は住民側との今後の協議を経て決める見通し。

 防潮堤背後地で再建を目指す地権者らが計画通りの高さで造り直すように求める要望書を協議会に提出する意向を示しており、県は最終案提示後も地元の理解を得るため、話し合いを続ける考えだ。

 今月1、2日の現地説明会で県は(1)現状のまま設置(2)造り直し(3)背後地かさ上げ-の3案を提示。協議会が実施した地権者らへの聞き取り調査などでは、現状のまま設置か造り直しかの2案に意見が集約された。

 県は造り直した場合、2~3億円の追加費用がかかるほか、完成見込みは現状のまま設置した場合の今年9月に対し、早くても2019年11月となる見通しを説明していた。

最終更新:5/18(金) 16:21
河北新報