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タレント気取りのインフルエンサー女子 驚きの収入と生態

5/18(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 最近、タレントが登壇する新製品発表会を取材するプレスの顔ぶれが変わっている。スマホ片手に会見席に座るのは“ブロガー”“インフルエンサー”と呼ばれる人たちだ。

 冬でもノースリーブにサンダルなど、パーティーかと思うほど華やかな装い。生活用品や食品の発表会では私語が多くてコメントが聞き取れなかったり、写真撮影では報道陣を押しのけてスマホで撮影するブロガーたちに新聞や雑誌などのマスコミ陣は閉口気味だ。ところが彼らはたった1回の発表会で驚くべき収入を得ているというのだ。

「インスタで商品を紹介するだけで、フォロワー数に応じた報酬がもらえるんです。会見に呼ばれる人たちは、フォロワー数表示にK(1000人)やM(100万人)の単位がついた人たちで、フォロワー1人につき1~2円が相場。つまり、フォロワーが30万人いれば、商品紹介の記事1つ書いただけで50万円超えの収入。月収100万円超えなんて主婦がゴロゴロいるのです。

 それだけに我先に写真を撮ろうと身を乗り出す。美容系だとキレイでおしゃれな自分が商品価値なので、タレント気取りで会場に現れるというわけです。最近では自分は影響力があるんだとふんぞり返るブロガーも多くて、タレントより扱いが大変です」(代理店関係者)

 さらにフォロワー数を増やすための努力(?)も惜しまない。

「フォロワー数を増やすために、人気のある読者モデルやブロガーに“相互フォロー”狙いで近づきます。相互フォローすれば相手のファンが自分のところに流れてくるという算段です。また“フォロワーを買う”人も。こういう人は記事にコメントや反応が極端に少ないからすぐわかりますが」(読者モデル)

 現場がカオスと化し、すでにカメラ位置などをめぐってトラブルも起きているが、このような状況に芸能リポーターの川内天子氏はこう警鐘を鳴らす。

「報道陣は各媒体がバランスよく紹介できるようにする長年培った暗黙のルールがあります。これが無法地帯化し、単なる金稼ぎの場になるのは、効果的な宣伝にならないことに企業や代理店も気づくべきです」