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サイ・ヤング賞右腕バーランダー 大谷 認めた!

5/18(金) 12:02配信

東スポWeb

【アナハイム17日(日本時間18日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(23)は16日(同17日)のアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場、2011年のア・リーグのサイ・ヤング賞右腕、ジャスティン・バーランダー投手(35)と初対戦。4打数無安打、3三振と完敗した。連続試合安打は4で止まった。

 本気のバーランダーに手も足も出なかった。メジャー移籍後最多の3三振を喫した。1回一死無走者の第1打席はフルカウントからの7球目、内角低めのスライダーにバットは空を切った。4回先頭はカウント1―2からの5球目、チェンジアップで二ゴロに打ち取られた。6回二死無走者はカウント2―2からの6球目、外角高めの155キロのフォーシームに空振り三振だった。

 9回先頭はフォーシーム2球で追い込まれると3球目は外角高め、154キロのフォーシームにバットは空を切り、三球三振だった。この三振でバーランダーはメジャー通算2500三振を達成。大谷の名前も刻まれた。

 大谷は試合後、「こういうチャンスがないと気づかないこともある。すごくいい勉強になった。いくら(お金を)払ってでも経験する価値のあることなのかな。打席の中で見た一番速い球じゃないかな。品のある球というか、スピードもなかなか経験したことがなかった」と脱帽した。

 一夜明けたこの日、米メディアは剛腕VS二刀流の歴史的対決で持ちきりだ。スポーツ・イラストレイテッド誌(電子版)は「ジャスティン・バーランダーは、大谷翔平からキャリア2500三振目をゲット」の見出しで速報。三振を奪った相手選手の名前まで、見出しで紹介するのは珍しい。スポーティングニュース誌(電子版)も「ジャスティン・バーランダーは、(選手として)長生きと継続性のモデルだが、水曜日の9回に大谷翔平から奪った三振は彼の卓越さをリアルに示していた」と両者をクローズアップ。

 AP通信は「大谷はDHで出場した19試合で、2度目の無出塁。これは、バーランダーが日本の二刀流スターに特別警戒していたからだ」と分析。ロサンゼルス・タイムズ紙は「2試合連続でソーシア監督はトラウトと大谷を1、2番にしたが2試合連続で結果はよくなかった。2人は14打席で1安打しかしていない。しかしフェアに言うならば、ソーシア監督がラインアップ上のどこにトラウトと大谷を入れてもきっと関係がなかった。バーランダーがマウンドにいては。彼はエンゼルスを完璧に抑えつけた」とバーランダーのすごさを強調した。

 剛腕に完敗した大谷だが、米大リーグ公式サイトによると、バーランダーは試合前のクラブハウスで大谷の打撃の映像を見て研究し、コーチらと攻め方を練っていたという。バーランダーは「すごくリスペクトしている。どれだけ才能があるか分かっている」と認めている。そして「年老いて、あの選手から2500個目の三振を奪ったんだって孫たちに自慢したい」と笑った。

 米国で早くも修正力が評価されている大谷。次回アストロズ戦は7月20日(同21日)から本拠地で3連戦が組まれている。必ず借りを返す。

最終更新:5/18(金) 12:06
東スポWeb

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