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子ども能、稽古に熱 19日から伊東祐親まつり

5/18(金) 8:13配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 伊東市の松川水上特設能舞台で19、20日に行われる能楽と伝統芸能の上演会「伊東祐親まつり」(伊東市文化財史蹟保存会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)を間近に控え、子ども能に出演する小中学生の稽古に熱が入っている。16日夜は同市の東海館で本番前最後の通し稽古を行った。

 子ども能の上演は今年で16年目。同保存会の教室に通う市内外の小中学生12人が、重要無形文化財総合指定保持者で大鼓方大倉流能楽師の大倉三忠さんと、シテ方観世流能楽師の古室知也さんの指導で舞囃子(ばやし)や連吟を学んできた。

 16日は伝統演目の「小袖曽我」や、大倉さんの創作能「八重姫」などの動きを確認した。伊東南小2年の時から同教室に通うリーダーの三浦由資さん(12)=日大三島中1年=は「出演する小袖曽我は素早い動きが重要。みんなをまとめながら、切れのある舞を見せたい」と意気込んだ。

 まつりは、中世に権勢を誇り、伊東市の開祖とされる武将、伊東祐親の功績を顕彰する事業で今年が43回目。子ども能は、人間国宝の狂言師山本東次郎さんらが出演する薪能(19日)の前座と、市内の団体などが伝統芸能を披露する華舞台(20日)で上演する。

静岡新聞社