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静岡県民球団、浜松に誕生へ BC参入目指し準備室を設置

5/18(金) 8:33配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 プロ野球独立リーグ「ルートイン・BCリーグ」で2019年の参入を目指す浜松市の一般社団法人「静岡県民球団」が、球団設立準備室を同市南区の球団内に設置した。浜松市議の黒田豊球団代表とBCリーグ運営会社の村山哲二社長が17日、市役所で会見した。

 球団は15年に発足。黒田代表と秋間建人理事はBCリーグ参入を前提に、市内で地方創生のシンポジウムやセミナーなどの活動を行ってきた。18年4月末、球団はBCリーグの代表者会議で経営体制などが認められ、準加盟が承認された。

 6月末に行われる本加盟審査で収支計画書や使用可能な野球場の名簿、協賛企業の計画書など九つの項目を審議し、8月末までに承認の判断がされる。村山社長によると、準加盟になったチームで本加盟の承認がされなかった事例は過去にないという。

 新規参入に向け、課題は多い。現時点でチーム名は未定。今後、公募で決める方針。BCリーグの登録選手枠の上限は27人で、球団は11月に実施されるBCリーグ合同トライアウトやドラフト会議で選ばれた県内出身の選手を中心に集め、監督には県内にゆかりのある元プロ野球選手を据える予定。村山社長は「トライアウトまでには監督を決めていたい。決まれば、球団のイメージもわきやすい」と話す。

 年間の運営費は1億5千万円程度。協賛企業の確保が急務になるが、現段階で協賛の内諾を受けている企業もあり、今後も多くのスポンサーを募る。拠点は同市中区の四ツ池公園内にある市営浜松球場を検討中。リーグ年間72試合のうち、36試合を県内で開催する。黒田代表は「その6~7割は浜松でやりたい」としている。



 <メモ>BCリーグ 「ベースボール・チャレンジリーグ」の略称。社会貢献や地域活性化を目的とした国内2番目のプロ野球独立リーグ。2006年に設立し、07年に4球団の構成で始動した。選手や監督、コーチを育成し、日本野球機構(NPB)へ輩出している。現在は北信越5県と関東3県、東北1県、近畿1県の10球団が参加し、静岡県民球団と茨城のチームが準加盟している。

静岡新聞社