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平和と長寿願い伝統つなぐ 日光山輪王寺で「延年の舞」

5/18(金) 7:55配信

産経新聞

 世界遺産「日光の社寺」の一つ、日光山輪王寺(日光市山内)の三仏堂(本堂)で17日、世の中の平和や人々の長寿を願う「延年(えんねん)の舞(まい)」が披露され、多くの参拝者が伝統ある舞を堪能した。

 延年の舞は、平安時代に唐から伝えられたものとされ、1100年以上もの歴史がある。現在では同寺と岩手県平泉町の毛越寺(もうつうじ)でしか見られない貴重な舞。緋色の直垂(ひたたれ)と白色の袴(はかま)を身にまとった若手住職2人が舞台へ上がり、力強く足を踏みならしながら舞った。

 今回で4回目の舞衆を務めた小暮道芳さん(34)は「緊張感を持って厳粛に舞うことができた。しっかりと後世に伝統を残していきたい」と話した。

 友人とともに初めて見たという日光市の主婦、深谷宏美さん(41)は「長年の伝統が伝わり、鳥肌が立った。衣装もきれいで、すてきだった」と、満足した様子だった。

 また、隣接する日光東照宮で同日、春季例大祭が始まり、「流鏑馬(やぶさめ)神事」が披露され、周辺は大勢の観光客でにぎわった。

最終更新:5/18(金) 7:55
産経新聞

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