ここから本文です

日韓高速船、7月から対馬経由に 市と事業者が包括協定

5/18(金) 7:55配信

産経新聞

 福岡と韓国を結ぶJR九州高速船の「ビートル」が対馬・比田勝港を経由することになり、長崎県対馬市と、運航を担うJR九州高速船、九州郵船の関係者が17日、福岡市内で運航に向けた包括協定を結んだ。一つの船に国際航路、国内航路の利用客が同時に乗る「混乗」が、海路で初めて実施される。

 ビートルは、福岡市の博多港と韓国の釜山間を、1日2往復(繁忙期は3往復)している。片道3時間5分。7月23日から月、水、木曜日の便が対馬市北部の比田勝港に寄港する。

 比田勝-博多は現在、九州郵船のフェリーが運航しているが、片道5時間50分かかる。ビートルで結べば、比田勝-博多は2時間10分に短縮される。

 記者会見で対馬市の比田勝尚喜市長は「対馬北部から九州本土への海上の高速道路ができる」と語った。

 一方で混乗は、不法入国や麻薬の密輸などの犯罪につながる懸念もある。ビートル船内では国内、国際の客席間をロールカーテンで仕切って固定し、物の受け渡しを防ぐほか、客の乗降時間帯をずらして接触を防止する。JR九州高速船の水野正幸社長は「手順や設備をチェックし、問題がクリアになった。市民の利便性の向上に加え、日韓交流の発展に寄与できればと思っている」と語った。

最終更新:5/18(金) 7:55
産経新聞