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日大タックル問題が巨人に飛び火!?

5/18(金) 16:31配信

東スポWeb

 巨人まで飛び火するのか…。日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題が意外なところで波紋を広げている。今回の騒動にGナインの関心は高く、関学大が会見を開いた17日も話題はアメフット一色。一方で騒動が勃発して以降、なぜか渋い顔なのが球団サイドだ。日大とは2年前から「オフィシャルパートナー契約」を結んでおり、対岸の火事とは言えない空気が漂っている。

 鹿児島でのヤクルト戦を終えたチームは17日、空路帰京した。セ・リーグ2位と好位置につけ、打線は前夜も12得点と好調を維持。高橋由伸監督(43)は穏やかな表情で報道陣と談笑を交えつつ空港での取材に応じた。

 選手たちも試合のない移動日とあってリラックス。そんななかナインの話題をさらったのは世間を騒がせているアメフットの“悪質タックル問題”だ。競技は異なれど同じアスリート。「今日、関学大側の会見があるんですよね」「選手たちがかわいそう」「日大側はどう回答したんですか」などと、空港では記者への逆取材が飛び交った。

 ところが完全な“外野”である現場とは異なり、今回の騒動に渋い顔なのが球団内部の面々だ。巨人は日大と2016年3月からスポンサーでは最上級の「オフィシャルパートナー契約」を結んでいる。10日の阪神戦でも「日本大学Day」と銘打たれたイベントが催され、長野ら日大出身選手のイラストがデザインされたバッグが配布されるなどしたばかりだった。

 球団関係者は「スポンサーさんの問題に、我々がどうこう言う立場ではないでしょう」としつつ「そうはいっても、ここまで問題が大きくなってしまうと…。こちらにも伝統やイメージというものがありますからね」と困った表情を浮かべた。

 日大は巨人の他にも数年前から「スポーツ日大」のキャッチコピーでプロ野球の各現場に進出している。実は同大学の広報宣伝事業を実質的に取り仕切る関係者は、大学の理事会やアメフット部とも縁深いことで知られていた。巨人側もそういった背景は当然把握している。だからこそ皆、今回の問題には歯切れが悪い。

 以前から球界内では「野球部を抱える一大学が、プロアマ問題を飛び越えてプロ側にカネで接近するのはいかがなものか」との声も上がっていたが…。静かに広がりを見せる悪質タックル騒動。どうやらアメフット界の問題だけでは収まりそうにない。

最終更新:5/18(金) 16:31
東スポWeb