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AIでバナー広告を自動生成、電通グループ3社がβ版を提供開発

5/18(金) 10:45配信

ITmedia マーケティング

 電通と電通デジタル、データアーティストの3社は2018年5月15日、AIを活用したバナー自動生成ツール「ADVANCED CREATIVE MAKER」(β版)を共同開発したと発表した。

 同ツールでは、過去に配信されたインターネット広告バナーの表現とクリック率実績をディープラーニングを用いて分析し、パフォーマンスの高いバナーの効率的な生成を行う。およそ5秒間で1枚のバナーを生成でき、短時間に掲載候補となるバナーを1000枚以上生成し、その中から10~20案を利用することを想定している。

●2つの予測エンジンを利用

 バナー生成には、予測エンジンを2つ利用している。まず、1つ目の予測エンジンが、入力された「キーワード」「訴求軸」に対してパフォーマンスが高いと考えられるクリエイティブ要素を割り出し、出された候補に基づき、自動生成ツールがバナーのデザインを組み上げる。コピーは、電通オリジナルのAIコピーライター「AICO(アイコ)」が生成。出来上がったクリエイティブについては、2つ目の予測エンジンが、より精緻にクリック率をシミュレーションし、効果が高いと予測されるものを残す。

 電通グループでは、2018年1月にグループ横断プロジェクトチーム「AI MIRAI(エーアイ・ミライ)」を発足し、広告マーケティング領域におけるAI研究を推進している。今回のツールは、同プロジェクトの活動の一環として開発した。ツール全体の設計・制作は電通デジタルが中心となり実施、予測モデルはデータアーティストが開発した。

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