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通潤橋の崩落石垣引き上げ、原因調査へ

5/18(金) 7:55配信

産経新聞

 熊本県山都町は17日、一部が崩落した同町の国内最大級の石造りアーチ水路橋「通潤橋」で、橋の下を流れる川に落ちた石材の引き上げ作業を始めた。

 幕末に造られた橋は高さ約20メートルの中央部からの観光放水で知られ、国指定の重要文化財。町は崩落原因を調査し、復旧方法を検討する。

 町によると7日に崩落した石材は、たもと上部の94個で、長さ約10メートル、高さ約4メートルにわたる。平成28年4月の熊本地震の後に続けられている復旧工事で積み直した部分も含まれていた。7日は、この地域で激しい雨が降っていた。

 この日は作業員が川の中に落ちた重さ約200~300キロの石材をロープに固定し、ケーブルクレーンで一つずつ川岸へとつり上げた。

 地震では、橋の石垣がずれて飛び出したり、通水管のつなぎ目がひび割れたりする被害があった。町は、年内の完了を目指し復旧工事をしていたが、遅れる可能性もある。今後、崩落の被害拡大を防ぐ措置も行う。

最終更新:5/18(金) 7:55
産経新聞