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東小金井に店内飲食とテークアウトの薫製店 「ルーローハン」や店内焙煎のお茶も /東京

5/18(金) 17:00配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 東小金井駅南口に薫製専門店「燻薫~kun kun~」(小金井市東町4、TEL 042-316-5539)がオープンして4カ月がたった。(立川経済新聞)

 店内で燻(いぶ)した薫製や、薫製を使った料理などを店内で食べることができるほか、テークアウト販売もする店として今年1月にオープン。店主の森川竜太さんは幼児の頃から料理を始め、24年間、声優として活動を続けながら自宅で8年ほど薫製作りに取り組んでいたという。京都の薫製店での修業を経て、地元・小金井でオープンにこぎ着けた。カウンター7席、面積6.5坪。服などに匂いが付かないように通常の倍のサイズだというファンを厨房(ちゅうぼう)に備える。
 
 薫製は、仕込みから完成まで2、3日を要する「たまご」(1つ200円)や「鶏むね肉」(100グラム、330円)をはじめ、「枝豆」(250円)、「プロセスチーズ」(400円)、「ハーブウィンナー」(450円)、「ホッケ」(300円)など店内メニュー14種類、テークアウト12種類(テークアウトは価格が異なる)。木とステンレスの2台の薫製器を素材によって使い分け、桜のチップで燻す。「素材の味と共に楽しんでほしい」とスモークは浅めで、添加物なども使わないため、2、3日程度での食を勧めているという。「本当の薫製を広めたい」と森川さん。「手間と時間がかかるが、おいしい薫製を手軽に食べてもらいたい」と価格も抑えて設定する。

 ランチは「五香粉が香り、本格的。ほかではなかなか食べられない」と遠方から求めて来る客も多いという台湾の「滷肉飯(ルーローハン)」とパスタ2種が、薫製を生かしたお総菜など日替わりの前菜2種とスープ付きのセットで各850円。ヒントを見つけに半年から年に一度は台湾を訪れるという森川さん。滷肉飯の香辛料や台湾しょうゆ、酒などは現地で仕入れてきたものを使う。

 「久保田(生原酒)」(980円)をはじめ7種類の日本酒やグラスワイン(350円)などアルコールも提供するが、「お酒を飲めない人もお酒と同じくらい価値のあるお茶を飲んで、お酒を飲む人と同じ空間で楽しんでほしい」とお茶にもこだわる。メニューは「さくらかおり(緑茶)」(600円)など3種の単一農園茶と、注文を受けて専用の焙烙(ほうろく)で焙煎(ばいせん)する「ほうじ茶(捧茶)」(600円)や台湾から仕入れる「凍頂烏龍(ウーロン)茶」(550円)など(ほうじ茶は混雑時、提供に時間を要する)。

 森川さんは「自分がやれることで社会貢献できればと思う。薫製は若い分野なのでいろいろ挑戦できて楽しい。お酒のつまみや夕飯のおかずの一品、薫製を使って料理をしてもらうなど、いろいろな形で楽しんでもらえたら。店にもカフェ感覚で気軽に寄ってほしい」と話す。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~22時。月曜、火曜、第1・第2水曜定休。

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