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<チバニアン>審査中断の異議否定 反論文書を提出

5/18(金) 18:48配信

毎日新聞

 中期更新世(77万年前~12万6000年前)の地質時代を「チバニアン」(ラテン語で千葉時代)と命名するかどうかを決める国際学会の審査が中断している問題で、申請した研究チームが18日会見し、「科学的に正規の手順を踏んでおり、疑義はまったくない」と中断のきっかけとなった異議を否定した。また同チームは、国際学会が求めていた反論文書を17日に提出したことも明らかにした。

【「捏造だ」と主張】国内別団体が異議、チバニアン審査中断 

 研究チームは、別の国内団体が異議を唱えた、地層「千葉セクション」(千葉県市原市田淵)から約2キロ離れた別の地層のデータ使用について、「複数の地層のデータを使うことは地質学的に全く問題ない」と説明した。データ使用など一連の経緯については、論文が学術誌に掲載され、既にすべて公開されているという。

 反論文書には、研究チームの主張を支持する日本学術会議の分科会や渡部芳夫・日本地質学会長のコメントも添付している。研究チーム代表の岡田誠・茨城大教授は「異議は全く事実無根だ。(チバニアン命名が)国際学会に必ず承認されると信じている」と述べた。【酒造唯】

最終更新:5/18(金) 20:47
毎日新聞