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働き方法案、今国会成立へ 政府・与党、「高プロ」一部修正

5/18(金) 7:55配信

産経新聞

 政府・与党は17日、今国会の最重要法案に位置づける働き方改革関連法案について、遅くとも29日の衆院本会議で採決し、6月20日までの会期内に成立させる方針を固めた。与党は専門職などを労働時間規制の対象から外す「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)の規定など一部を修正し、野党側に理解を求めるが、野党が抵抗しても採決に踏み切る構えだ。

 菅義偉官房長官は17日、官邸で連合の神津里季生会長と会談し、法案について今国会で議論を深めることが重要だとの認識で一致した。菅氏は法案の意義を説明し、野党が審議拒否などの対応を取らないように念押ししたとみられる。

 安倍晋三首相は今国会を「働き方改革国会」と位置づけ、法案の今国会成立にこだわってきた。政府関係者は「野党が審議拒否などさらに抵抗した場合、(野党が求める)労働時間の規制強化を含め法案全体を取り下げることも辞さない」と強調する。

 与党は日本維新の会の要望を取り入れ、高プロを適用した後でも元の雇用形態に戻ることができる規定を盛り込む方針だ。ただ、立憲民主党など主要野党は高プロを法案から削除するよう要求している。

 与野党は22日の衆院厚生労働委員会で参考人質疑を実施することで合意した。与党は23日の厚労委で採決し、29日までに衆院本会議で可決、参院に送付するスケジュールを描く。

最終更新:5/18(金) 7:55
産経新聞