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トランプ大統領が不法移民を「けだもの」呼ばわり、メキシコが抗議

5/18(金) 15:11配信

ロイター

[ワシントン/メキシコ市 17日 ロイター] - トランプ米大統領は、一部の不法移民を「けだもの」と呼んだことに関して17日、犯罪組織を指したものだと釈明した。メキシコ政府は許容できない発言だとして非難した。

トランプ大統領は16日、メキシコ国境沿いの壁建設を支持しているカリフォルニア州の自治体トップと会談。「米国に入国する人々、または入国を試みる人々がいる。われわれはそのうちの多くを阻止しているが、一方で国外追放してもいる。こういった人々がどれだけ邪悪か、信じられないだろう。彼らは人間ではない、けだものだ」と話した。[nL3N1SN68K]

これに対し、メキシコ政府は正式に苦情を申し立てると表明。ビデガライ外相は17日、現地テレビで「トランプ大統領は一部の移民について、人間ではなくけだものだと述べた。犯罪組織が念頭にあったのかもしれないが、私には分からない」と言及。「メキシコ政府の意見として、この発言は全く看過できないもので、きょう米国務省と正式に連絡を取る」と話した。

一方、トランプ大統領は文脈を無視して引用された発言だと反論。「皆も分かっているように、私はMS―13(中米などで活動する反社会的勢力、マラ・サルバトルチャ)が米国に入国していることについて言っていた。ビデオでもう少し先の発言まで見れば分かるだろう」と述べた。

大統領はさらに「MS―13はけだものだ。米国には強力な移民法が必要だ。現行法は、入管で笑われている。MS―13や他のギャングが米国に入国する時、私は彼らのことをけだものだと言う。これからも常にそうするだろう」と主張した。

最終更新:5/18(金) 15:11
ロイター