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<同性カップル>養育里親、東京都も認める方針 基準改定

5/18(金) 19:25配信

毎日新聞

 親元で暮らせない子どもを預かる養育里親の認定をめぐり、東京都は18日、これまでの基準を改定して同性カップルを養育里親として認める方針を決めた。毎日新聞が昨年実施した全国の児童相談所がある69自治体への調査では、東京都だけが同性カップルを除外していた。10月1日から実施する。

 養育里親は、虐待を受けている子どもなどを一定期間家庭で預かって育てる。自治体は、子どもが育つ家庭環境が整っているか認定基準を基に判断している。都の現在の基準では、結婚していない人が里親になる場合、子育て経験があるか、看護師、保育士などの資格を持っていることを要件とし、成人した親族か事実婚のパートナーとの同居も求めている。同性カップルは該当しないとしていた。

 しかし、厚生労働省が家庭での養育推進を打ち出し、2016年に児童福祉法を改正したことなどを踏まえ、里親認定基準から子育て経験や有資格者という要件を撤廃。戸籍上同性のカップルも認めることとした。

 また、十分な養育が可能な場合には、単身者も認める。

 都の担当者は「家族のありようはさまざま。子どもの多様なニーズに応えられるよう、選択肢を広げることにつなげたい」と話している。【藤沢美由紀】

最終更新:5/18(金) 20:58
毎日新聞