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パク・チソン氏、日本を離れて15年経過も日本語忘れず 急な願いも臨機応変に対応

5/18(金) 12:47配信

オリコン

 サッカー元韓国代表でJ2の京都やイングランド・プレミアムリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した朴智星(パク・チソン)氏が18日、都内で行われた『関西ペイント株式会社創立100周年イベント』に参加した。

【写真】カズ・オオモリ氏にユニホームを手渡すサッカー元韓国代表・朴智星氏

 同社は、2012年11月より塗装メーカーとしては世界で初めてマンチェスター・ユナイテッドと公式グローバルパートナー契約を締結。さまざまな取り組みを行い、この日のイベントには05~12年に同クラブに所属したパク氏が登壇した。クラブのアンバサダーを務めるパク氏は「アジアからグローバルな舞台に出て、認知度を上げることができた。共通点だと思います」と笑顔。

 海外で活躍することについては「世界の舞台で競争するのは決して簡単なことではない。私の場合もそうでしたけどヨーロッパでプレーをするときは常に100%のパフォーマンスを出していかないと、多くのライバルがいるので蹴落とされてしまう。その中で100%のパフォーマンスを発揮していくためには何よりもメンタリティーが必要。常にベストのプレーヤーになることを目指して戦ってきた」と自身のこれまでを語り「関西ペイント様にも同じようなことが言えると思います」と重ねていた。

 6月には4年に1度の大舞台であるロシアワールドカップ(W杯)が開幕する。日本代表について問われたパク氏は「アジア最終予選もいくつか見させていただいた。すばらしい選手もいる。ヨーロッパでプレーしている選手もいますから、ヨーロッパのサッカースタイルもわかっている選手もたくさんいる」と評価した。

 ただ、「4年前のW杯でアジアの代表チームは、あまり成績がよくありませんでした。どのチームも決勝トーナメントまで駒を進めることができなかった。今回も非常に厳しいという予想はされている。なかなか大変なことになる」と一筋縄ではいかないとしつつ「重要なのはW杯に向けて、いかに準備をするか、メンタリティーを鍛えて試合に臨むか、ということ。決勝トーナメントに進むんだという気持ちを持つことが大事。W杯では予想もしないような番狂わせが起こる。日本代表、そして韓国代表、それからそのほかのアジアのチームにも全力を尽くして、世界をあっと言わせる活躍をしてもらえれば」とエールを送った。

 今回、100周年を記念し、世界的イラストレーターのカズ・オオモリ氏によるコラボレーションムービー「GOING BEYOND」が製作された。動画にはダビド・デ・ヘア選手、ロメル・ルカク選手、マーカス・ラッシュフォード選手が出演する。映像を見たパク氏は「かっこいいなと思いました」と感想を語った。また、ラッシュフォード選手、アンデル・エレーラ選手から100周年のお祝いのメッセージも送られた。

 イベント中は英語を使っていたパク氏だが、最後に行われたフォトセッションで日本語を忘れていないことも判明。関西ペイントの石野博社長が記念品へのサインを急きょ求めると、パク氏は1度はサインペンを取り出したが直前のライブペイントで使用された筆と塗料を見ると日本語で「せっかくなら関西ペイントの(塗料)でやりましょう」と提案。サインを入れ、石野社長が「会社の宝にします」とうれしそうに眺めていると「(サインは)韓国語なんです」と丁寧に説明した。2000~03年に京都でプレーし、日本を離れて約15年が経過したが未だ日本語にサビつきはないようだ。

最終更新:5/22(火) 17:25
オリコン