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【くらしナビ】アイスでリフレッシュ 8割「生産性アップ」

5/18(金) 11:02配信

産経新聞

 オフィスで働いている多くの人にとって午後の仕事は、その日の疲れもたまってきて集中力が途切れてしまいがち。そこで、冷たいスイーツを食べてすっきりリフレッシュしてもらい、効率よく仕事を片付けよう-。こんなユニークな“働き方改革”が考案され、オフィスに試験導入した企業では約8割の人が「業務の生産性向上を感じた」と回答するなど、一定の成果があったという。

 この取り組みは、森永製菓が導入企業を募って実施。同社の商品でアイスを分厚いチョコレートで包んだチョコアイスバー「パキシエル」を提供し、終業間近の時間帯で疲労感も強く出やすい午後4時から5時までに限って自由に食べてもらうというもの。下着メーカー、ピーチ・ジョンの協力を得て、東京都渋谷区の同社オフィスで従業員約140人を対象に3月19~30日に行われた。

 実施後の従業員アンケート(57人回答)では、約8割の人がリフレッシュ効果を実感したという。ピーチ・ジョン総務人事部長の三浦亮一さんは「会議などが終わる時間帯にデザートを食べられるので社員のテンションも上がった」と話している。

 森永製菓によると、実はこの商品を選んだのは、食べる際に生じる「咀嚼(そしゃく)音」に理由がある。リフレッシュ効果には「音」も重要な役割を果たすと考えられるためだ。

 バー先端のチョコの厚さは7ミリで、かむと「パキッ」という音を立ててチョコが割れる。音声研究を手がける日本音響研究所(東京都渋谷区)に分析を依頼したところ、この音は波の音に近い周波数で爽快感を与えるだけでなく、聞いた人の脳波を測定すると、リラックスしたときに出る「ミッドα(アルファ)波」が増えることも分かった。

 森永製菓の担当者は「一緒に食べることで社内コミュニケーションの円滑化にも役立つ」としている。同社では第2弾を6月中旬から2週間程度の期間で実施する予定で、協力してくれる企業2社(東京23区内)を募集している。

最終更新:5/18(金) 11:02
産経新聞