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(朝鮮日報日本語版) 韓国の男性嫌悪サイト、高麗大学のトイレを盗撮し画像流布

5/18(金) 15:01配信

朝鮮日報日本語版

 今月15日、インターネットの男性嫌悪掲示板サイト「Womad(ウォーマッド)」に「高麗大学男子盗撮」というスレッドが立った。ある男性が公衆トイレで便器に座って用を足している画像も掲載されていた。「高麗大学の男子トイレで盗撮した○○(男性器)画像6枚と動画9本も掲載できる」という書き込みもあった。この書き込みには「高麗大学の女子トイレを撮って見つかった人、学校によく通っているね」といったコメントが次々と付けられた。

 女性の体を盗撮してサイトにアップする男たちに対する報復として、「男性盗撮画像・動画」をアップしているというのだ。女性だけがメンバーになれるこのサイトには、このところ成均館大学・漢陽大学・慶煕大学などの「男子トイレ盗撮画像・動画」が一日に20件前後アップされている。今月10日に弘益大学で男性ヌードモデルの盗撮をアップした女の容疑者が検挙されて以降、こうしたことが行われているのだ。「ウォーマッド」にはこの時、「容疑者が女なので警察がすぐにつかまえた」と書き込まれた。

 「男女嫌悪現象」が行き過ぎの様相を呈している。これまでも一部の男性は女性のことを「キムチ女(男性に経済的に依存する女)」「三日一(三日に一度殴らなければならない女)」「鋭敏虫(神経過敏な女)」などとののしっていた。一部の女性は男性のことを「韓男虫(韓国の男は虫)」「廃ジョシ(年を取った男)」「マンマ虫(マザコン)」などとあざ笑っていた。男性はネット掲示板「日刊ベスト貯蔵所(略称:イルベ)」などに女性をののしる書き込みをし、女性は「男性嫌悪サイト」として「ウォーマッド」「Megalia(メガリア)」などを作った。

 インターネットで繰り広げられる「言葉の応酬」が「言葉の戦争」となり、今や盗撮にまで拡大している。女性が男性を「性暴力の潜在的加害者」だとして男性を盗撮してネット上にアップしているのだ。地下鉄の向かい側に座った男性や食事をする男性を盗撮した画像、道で男性を盗撮した動画などをアップしている。

 かつての男女の確執は、女性が不当な性差別を訴える過程で明らかになっていた。だが、4-5年前からは一部の男性が女性をののしる表現を作り出し、書き込み始めた。異性に対する劣等感や被害者意識、女性を対象とした犯罪などが重なり、男女間の嫌悪現象はさらに顕著になっている。「アン・イファン平等研究所」のアン・イファン代表は「現代人の怒りをコントロールする力の欠如が男女間の嫌悪にも現れ、表現がますます悪くなっている。性差別という重要な議論のテーマは消え、嫌悪ばかりが残ってしまった形になっている」と語った。

 警察は、今回のトイレ盗撮事件について捜査に着手した。警察関係者は「被害者が現れない限り、性犯罪として処罰するのは困難な状況だが、情報通信網法違反で処罰する余地はある」と話している。