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Facebook、アプリ200個を調査のため一時停止。一方で新たに300万人以上のデータがネットに流出か

5/18(金) 7:15配信

ギズモード・ジャパン

叩かれてほこりがどんどんと出てきてます。

「世界で最も重大なデータ漏えい事件のひとつ」と呼ばれ、アメリカ議会で公聴会も開かれたFacebookのデータ流出事件。ケンブリッジ・アナリティカによる規約違反のデータ流用とFacebookの個人情報管理と問題対応の杜撰さ、そしてアメリカ大統領選挙という世界最大規模の政治イベントにもデータが利用されていたことと合わさって、問題は複雑になっています。経緯を確認したい方はこちらの記事「Facebookがゴタゴタしてる問題をいったん整理して、今起きていることを知ろう」をお読み下さい。

【画像】Facebook、アプリ200個を調査のため一時停止。一方で新たに300万人以上のデータがネットに流出か

Facebook、200個のアプリを停止

そんな中、なんとかこのデータ流出問題を解決しようとするFacebookは、Facebook上における第三者パーティによるアプリを対象とした大規模な調査を行なっています。そして先日公式ブログで発表されたのは「200個のアプリを一時停止しました」というもの。個人情報の誤用を行なっているどうかの調査に協力するか、それを拒んだ場合はアプリはFacebookから削除・禁止されるとのことです。

この声明によると、現時点で「何千もの」アプリをFacebookは調査済みとのこと。その結果この200個のアプリが更に詳しい調査が必要と判断されたわけですね。調査は継続されているので今後も停止されるアプリの数は増えそうです。

個人情報の誤用が発覚し、アプリが禁止された時はこちらのページで随時報告をしていくそうです。現在のところはケンブリッジ・アナリティカによるアプリ「This is Your Digital Life」のみがリストに載っています。

そんな中、ケンブリッジ大学の研究者によるプロジェクトがアプリを使って収集した個人情報が数年間にわたり、ネットで誰でも見られる状態になっていた、とNew Scientistが報じています。

新しい流出問題

ケンブリッジ大学計量心理学センターのDavid Stillwell氏による学術プロジェクト「myPersonality」が、Facebook上での同名のアプリ(性格判断テスト)を使って300万人以上の個人情報を取得し、資格を持つ研究施設や企業に対して研究目的でデータをシェアしていたようです。

データは匿名化され、そしてアクセスできる研究者もStillwell氏のチームが一人ひとり審査していたようですが、審査を通った研究者の一人が自分が教える授業のためにそのパスワードをGitHub上で公開してしまっていたことから、検索すれば誰でも300万人のデータを入手できる状態が数年間続いていたとのこと。どれだけ審査を厳しくしても、パスワードをシェアされてしまったらどうしようも無いですよね...。

名前といった個人を特定できるデータを削除した上でデータベース化されたようですが、「いいね!」の数やアップデートの内容といったデータを組み合わせて「個人特定をすることは可能な内容である」と海外メディアは指摘しています。

テストを受けたユーザー数は約600万人ほど、Facebookプロフィール情報をシェアすることに承認したユーザー数は310万人ほどに及ぶようです。

「ケンブリッジ」と「データ流出」という単語が並んでいるものの、ケンブリッジ・アナリティカは関与していません。2014年の夏までは、ケンブリッジ・アナリティカの悪名高いアプリを開発したAlexandr Koganの名前がコラボレーターとして載せられていたようですが、何も関連性は無いとのこと。これはDavid Stillwell氏がケンブリッジ大学の生徒だった時にKogan氏が教えていたことからコラボレーターとして参加しただけであり、「myPersonality」を通じて得られた個人情報がケンブリッジ・アナリティカに回されたことはない、とKogan氏は証言しているようです。

myPersonalityからのユーザー情報を入手した企業にはGoogleやFacebook、Microsoft、Yahoo!、といった大企業も含まれているようです。学術目的だとしても、Facebookで得たデータを第三者パーティにシェアすることは規約違反だ、とメディアは指摘しています。

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