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食品6社が共同配送 効率改善・CO2削減へ 九州で実施/味の素・カゴメ・日清オイリオ・日清フーズ・ハウス食品・ミツカン

5/18(金) 17:50配信

食品産業新聞社ニュースWEB

味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清フーズ、ハウス食品グループ本社、ミツカン(社名五十音順)の食品メーカー6社は16日、九州地区での共同配送(常温製品)を19年1月から順次始めることを発表した。配送拠点と配送車両の共同利用により輸送効率を改善し、二酸化炭素排出量の削減を図ることが目的。

九州地区には現在6社合計で配送拠点は3カ所あり、これを新たな拠点に集約し、各社の商品の共同配送を行うことで物流効率化を図る。さらに共同配送により配送回数も減るため、納品先の荷受負担の軽減につながる。

また、新たな配送拠点では各社の情報システムと連結して物流情報を一元化することで、在庫管理や配送車両の手配など物流業務の効率化を図る。また長期的に懸念される人手不足に対応するための設備導入も予定している。なお6社では15年から食品企業物流プラットフォーム(F-LINE)の構築を目指し、持続可能な物流体制の検討を行ってきており、これまで関東・関西間の中距離幹線輸送再構築や北海道地区の共同配送の取り組みを進めている。

6社は食品業界の物流環境について、トラック運転手不足など慢性的な人手不足や、燃料価格の上昇、二酸化炭素をはじめとする環境保全への対応など、課題は一層深刻になっているとしており、今後ともF-LINEの確立により、持続可能な食品物流体制のさらなる強化を目指すとしている。

食品産業新聞