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サントリー食品「飲料文化もっと豊かに」 国産天然水や和素材シロップ 高付加価値製品で外食から発信

5/18(金) 12:55配信

食品新聞

サントリー食品インターナショナルは2月から外食向けに“和”をコンセプトにした高付加価値な飲料製品を提案し、業務用市場で新たな需要を探っていく。

取材に応じたジャパン事業本部ブランド開発第二事業部の根岸美海子氏は「業務用には飲料文化をもっと豊かにしていく役割がある。単に買って飲むだけではなく、会話や飲用スタイル、店内の雰囲気などと合わせて文化がつくられていく」と語った。

和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、外食で和素材が積極的に導入されていることを受け、ジャパンプレミアムシロップの「WATSUNAGI(わつなぎ)」と国産テーブルウォーターの「山崎の水」の2シリーズを独自開発。ともに一般財団法人日本のこころSoul of Japanと、「わつなぎ」については日本カフェプランナー協会が監修した。

「わつなぎ」は産地限定の国産素材のみを使用した「甘すぎず上品な味わいに仕上げたマルチユースなプロ用プレミアムシロップ」。1本でさまざまなレシピに活用でき、手軽に良質な和メニューが提供できるのが売り。ラインアップは「黒糖」「抹茶」「ゆず」「生姜」「和三盆」(「和三盆」のみ数量限定)の5種類。

「黒糖」は沖縄産黒糖に砂糖(北海道産てんさい糖)を合わせ自然のミネラル分を生かしたコク深いやわらかな甘みが特徴。「抹茶」は西尾産の抹茶に砂糖(同)と水飴を合わせることで甘みを抑え、抹茶本来の苦渋みを生かした。「ゆず」は徳島産ゆずを使用し、搾りたての果実のようなさわやかな酸味と華やかな香りを表現した。「生姜」は高知産生姜のうち、黄金生姜と大生姜を独自の比率で使用し、フレッシュな生姜の辛味と香りを再現した。「和三盆」は徳島県の一部で熟練した職人の手作業で作られる希少で高価な阿波和三盆糖を100%使用し、まろやかな独特の風味を生かした上品な甘さが特徴。6月には同シリーズから「すだち」を新発売するなど、四季が感じられる旬のフレーバーを順次展開していく。

「山崎の水」はモルトウイスキーの蒸溜所「サントリー山崎蒸溜所」の原酒づくりに使われている京都郊外の天王山の麓で採水された天然水を使用。硬度約90の軟水で、きめ細やかな泡感が特徴となっている。ガス圧は料理や気分に合わせて選んでもらえるように「微発泡」(330ml瓶、650ml瓶)と「発泡」(330ml瓶)の計3品を取り揃えている。

容器デザインは「わつなぎ」「山崎の水」ともに、バーカウンターの棚などバックヤードでの見栄えも意識し洗練さを追求した。
なお、同社の業務用製品は同社通販サイトでも販売している。

最終更新:5/18(金) 19:08
食品新聞