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アサヒビール、プレミアムスコッチ投入 商品群拡充で需要に対応

5/18(金) 13:10配信

食品新聞

アサヒビールはブラウン・フォーマン社が製造するスコッチシングルモルトウイスキー「グレンドロナック」「ベンリアック」「グレングラッサ」の3ブランド計8品を6月19日から国内発売する。

ウイスキーの世界市場ではスコッチが約5割を占め、うちシングルモルトのシェアは約1割。日本市場での輸入品の割合は2割弱だが、うち5割強はスコッチだ。16年は前年比118.6%、12年比で154.5%と好調に推移。国内のシングルモルトも16年は前年比102.1%、12年比136.1%と好調だ。

今回の投入で同社のラインアップにプレミアム帯のシングルモルトが加わり「既存品ではカバーできなかった味や価格帯を補完する内容だ」(奥田大作マーケティング第三部長)と話す。

世界的にもクラフトマンシップが感じられるものや物語性がある商品に関心が集まる傾向があり、「今回の発売を通して日本のウイスキーファンとの絆を大切に深め、また新規ユーザーの獲得を目指す」(坂本太郎ブラウン・フォーマン日本支社長)と期待を寄せる。

「ベンリアック」は複数のモルト原酒をさまざまなタイプの樽で熟成させる実験的な試みを行っているブランド。バーボン樽とシェリー樽で熟成させた原酒をブレンドして造られたノンピートタイプのシングルモルト「同10年」(5千190円)と、ヘビーピートモルトを使った「同キュオリアシタス10年」(5千330円)を投入する。

「グレングラッサ」は1986年に休止したが08年に復活、以来、海の影響を受けたユニークなフレーバーを持つ商品を展開している。赤ワインを熟成させたヨーロピアンオーク樽とバーボン樽で熟成した原酒をシェリー樽に入れ替えて再度熟成させた「同リバイバル」(5千190円)、テネシーウイスキーを貯蔵した樽で6年以上熟成した「同エボリューション」(5千770円)、ピートタイプの「同トルファ」を飲食店限定で展開する。

「グレンドロナック」はシェリー熟成樽のエキスパートとして評価が高い。「同12年」(5千770円)、「同18年」(1万3千80円)、「同21年」(1万7千470円)を発売する。

販売計画は3ブランド計で1千850箱(8.4リットル換算)、うち「ベンリアック」650箱、「グレングラッサ」100箱、「グレンドロナック」1千100箱。(価格はいずれも参考価格、消費税別)。

最終更新:5/18(金) 13:10
食品新聞