ここから本文です

【バレー】ネーションズリーグ女子 ブラジル大会 日本対ドイツ戦 現地レポート&コメント 中田久美監督「堀川がムードを盛り上げ、活躍してくれて嬉しい」

5/18(金) 18:03配信

バレーボールマガジン

 ネーションズリーグブラジル大会第3戦、日本はドイツと対戦し、3-1で今大会初勝利をおさめた。
 ブラジル在住の唐木田真里子記者による現地からのレポートをお届けする。

日本3-1ドイツ(25-21、25-23、21-25、25-17)

 ここまで2連敗の日本。ブラジル大会最終日は選手全員、スタッフともに一丸となり、ドイツから1勝をあげた。日本はこの日、第2試合だったが、ウォーミングアップの途中に、音楽担当DJがライトショーと称し、体育館の電気を消し、携帯のライトを振るよう観客に呼びかけ、暗闇でアップが中断するハプニングがあった。

 第1セットは出だしにサーブレシーブを崩されたり、ドイツのスパイクでリードされるが、堀川真理のスパイク、バックアタックが要所で決まり、石井優希が拾ったボールを古賀紗理那がバックから決めるなどして、9-9と追いつく。控えの選手からも大きな声が出て、全員で戦う気持ちが前面に出る。好調な堀川がフェイントを混ぜた強弱のある攻撃や日本のサーブから相手レセプションの乱れを奥村麻依が相手コートに押し込むなどして、追う展開を乗り切り、古賀の連続スパイクで、25-21で1セット奪う。

 第2セットはドイツのスパイク、サービスエースと流れがむこうへいきかけるが、日本もサービスエースやセッター田代佳奈美のツーアタックなどで、流れを引き戻す。中盤、日本がリードしながらもドイツをなかなか引き離せない。日本のサーブミス、逆にドイツのサービスエースと苦しくなったが、前衛でおとりがうまく引きつけ、堀川がバックアタックを決める。ラリーから再び堀川が決め19-20となると会場が大歓声にわく。日本のサーブミスで相手を突き放せないが、古賀がブロック、スパイクを決め、25-23とセットカウント2-0とする。

 第3セットは安定したサーブレシーブからの攻撃でリードし、石井のスパイクで8-5とタイムアウトを迎える。ここからドイツが連続得点で逆転され、10-13の日本のタイムアウトではキャプテン岩坂名奈が積極的に皆に声をかける。堀川のスパイクにドイツブロックのタイミングがあってきて、そこへ古賀もブロックされ6点差をつけられる。メンバーチェンジで雰囲気を変えたいが、レセプションの乱れなどから21-25とドイツに1セット奪われる。

 第4セットはドイツのサーブミス、古賀の強打などでリードする。コート後ろ客席の記録席では、日本チーム男性スタッフが隣に座っているブラジル人女性とハイタッチをかわしたり、応援のパフォーマンスに参加したりと、スタッフも応援で盛り上げる。しかし、ドイツも粘りを見せ、13-13と追いつかれる。古賀のスパイク、奥村の速い攻撃で18-14とリードを奪う。堀川のサーブ、冨永こよみのブロックなどで点差を広げる。ラリーが続き最後に石井がコート奥へ決め22-15となると観客が立ち上がって大きな拍手を送った。古賀がバックから決め、マッチポイントを奪うと、最後は石井のスパイクで25-17。セットカウント3-1で初勝利をあげた。

1/2ページ