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天文学的確率!?スーパーで買った卵1パックぜんぶ黄身が2個!!

5/18(金) 17:50配信

FNN PRIME

黄身が2個入り“二黄卵“が10個全部

愛媛県・松山市内のスーパーで、特売で購入した10個入りパックの卵。一見、何の変哲もない卵だったが、割ってみたところ、黄身が2個入りの“二黄卵”!

黄身が3つあるように見えるものも…!

本来なら、「ラッキー♪」で終わるところ、2個目3個目4個目と、割る卵すべて二黄卵!!!
情報を頂いた取材スタッフが慌てて駆け付け、残る6個の卵を割ってもらうと、なんとすべてが二黄卵という驚きの結果になった。

果たしてこんなこと、そうそうあることなのだろうか。
今回のケースはどれほど珍しいのか。日本養鶏協会の山下さんに聞いてみた。

“二黄卵“は若鶏が産むことが多い

ーー1つの卵から2個の黄身が出てくる確率は?

定説として承知しておりません。先ほどのご質問の後、調べてみると「1%の確率」と銘打って販売しているところもありましたが、あくまで「自社調べ」だと思います。こういった二黄卵は、若鶏が産むことが多くて、今回のようなケースはかなり珍しいです。偶然だとしたら、今まで見聞きしたことがありません。


ーー今回のように、10個連続で出てくる確率は?

上記の状況では、さらに確率を求めるのは困難かと思います。

ーースーパーで売られている、1パックの卵はすべて、同じ鶏から産まれたもの?

鶏舎の規模にもよりますが、大手生産者の場合、数十万羽による卵を一括処理しますので、「基本は違う」と思います。鶏は1日1個未満の産卵量です。


仮に、山下さんの言葉を借りて、黄身2個の確率が1%とすると、10個連続で出てくる確率は0.01の10乗、
つまり、0.00000000000000000001 !
漢字で表記すると、1垓(がい)分の1となる (※「垓」は「京」の次の単位)

宝くじ1等の当選確率が1千万分の1と言われているので、そのすごさがわかる。

黄身が2個なら栄養も2倍?

ーー二黄卵が産まれる原因は?

産卵を開始して間もない時期では、鶏の排卵のリズムが一定せず、複数の卵黄が極めて短時間の間に排出された場合に産出されるとのことです。

ーー排卵誘発剤などを使い、人工的に二黄卵を作ることは可能?

そのような成果を聞いた事はありません。上記のとおり「たまに出てくる」事例でしょうから、あえて人工的に産出しようという取り組みは無かったのではないでしょうか。


ーー黄身が2個ということは、栄養は普通の卵の2倍?特徴は?

黄身部分はそうでしょうが、卵全体としては違うと思います。増加分相当の増量でしょう。 また、一般的に黄身が多い分、外見は大玉になるようですが、これもケースバイケースですので、一般的特徴というのは難しいと思います。


山下さんによると、黄身に比べて白身はナトリウムと水分を豊富に含んでおり、カロリーは低め。黄身はビタミンやカルシウムなどが豊富でカロリーは高め。白身と黄身、それぞれが保有する栄養成分の割合が違うとのことだ。

栄養は2倍というわけではなかったが、今回のような「1パックすべてが二黄卵」というケースが天文学的な確率なことだけは確かだ。どこの鶏たちかわからないが、キミたちはすごい!

最終更新:5/18(金) 20:05
FNN PRIME