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セーリングW杯6海面でレース 東京五輪でも使用へ

5/18(金) 8:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 2020年東京五輪・セーリング競技のテストレースと位置付け、今年9月に藤沢市の江の島で開かれるワールドカップ(W杯)のレース海面案が17日、分かった。従来示されてきた五輪の使用海面案を修正し、新たに横須賀市側の沖合に1カ所設定。さらに、漁業活動への影響を抑えるため午前11時開始とすることも示された。今年と来年のW杯で運営などに問題がなければ五輪でも海域を踏襲する方針で、14日に開かれた会合で地元漁業関係者に示され、来月中に決まるとみられる。

 W杯のコース設定は、五輪のレース海面を前提に検討が進められてきた。新たに加えられたのは横須賀市と葉山町の境にある長者ケ崎の沖合約2~4キロのエリア。使用海面は計六つとなる見通しで、既に示されていた五つの海面についても、江の島から遠い3海面は今回の案でエリアが直径で約400メートル拡張された。

 五輪の大会組織委員会は昨年11月、鎌倉沖にある二つの大型定置網を避ける形で、江の島から葉山沖にかけて計五つのエリアを県に提示。18、19年度のW杯を踏まえて調整するとしていた。ただ、競技団体などはレース展開を目視しやすい沿岸部での海面設定を求める一方、地元漁協やシラス漁師などは沿岸に近い二つの海面は「漁業や航行への影響が大きい」などと懸念。今年2月、沖合での開催を求めて大会組織委などに要望書を提出し、大会中の漁業補償についても交渉を続けている。

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