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児童虐待の疑い最多 相模原市が学校などと連携進め

5/18(金) 9:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 相模原市が2017年度中に把握した虐待が疑われる児童の人数が2034人(前年度比18・7%増)に上り、過去最多となった。市は昨年4月に「こども・若者未来局」を新設して学校現場と福祉の連携を進めていることなどから「虐待を把握しやすくなったからではないか」と分析している。

 最も多かったのは、育児放棄、食事を与えないなどの「ネグレクト」で、864人。全体の42・5%を占めた。次いで暴言や無視、脅迫などの「心理的虐待」が760人(全体の37・4%)、「身体的虐待」が401人(同19・7%)、「性的虐待」が9人(同0・4%)と続いた。

 虐待の把握先は「警察」の392人を筆頭に、「福祉事務所」321人、「学校」318人、「家族親戚」303人、「近隣知人」296人の順だった。

 市は教育委員会の指導主事3人を虐待に関する相談を受ける区の子育て支援センターに配置し、教職員向けに虐待についての研修を行ってきた。その結果、学校からの情報提供による虐待把握件数が16年度に比べて105人増えた。

 市子ども家庭課の神藤次郎課長は「通告しやすい環境を整え、虐待の予防にも結びつけたい」と話している。