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米「失敗繰り返さない」…北の完全な非核化堅持

5/18(金) 7:25配信

読売新聞

 【ワシントン=大木聖馬】6月12日にシンガポールで行われる米朝首脳会談が迫る中、米トランプ政権は北朝鮮側に完全な非核化を迫る方針を堅持し、北朝鮮ペースの議論には応じない姿勢を明確にしている。

 ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、米FOXニュースのラジオ番組で「北朝鮮に非核化の意思がないのであれば、我々は見返りを求める北朝鮮と際限のない協議に陥るという過去の失敗を繰り返さない」と述べ、北朝鮮に主導権を握らせない考えを強調した。

 ボルトン氏は13日のABCテレビのインタビューでは「(恒久的な非核化は)見返りが与えられる前に行われなければならない」と強調。核のほかに「弾道ミサイル」と「生物・化学兵器」についても、交渉の余地がないものとして廃棄要求を突きつけていた。

 これに対し北朝鮮は、16日、金桂官(キムケグァン)第1外務次官の談話という形でボルトン氏を名指しで批判し、米国との首脳会談に応じるか「再考」すると表明するなど、いらだちをあらわにした。

最終更新:5/18(金) 12:28
読売新聞