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「労基署申告で報復解雇」、元教諭が関大を提訴

5/18(金) 10:14配信

読売新聞

 学校法人「関西大学」(大阪府吹田市)が、運営する小中高での違法残業などで労働基準監督署から2度にわたり是正勧告を受けた問題で、「労基署に勤務実態を申告した報復で解雇された」として、元教諭が17日、法人に教諭としての地位確認などを求めて大阪地裁に提訴した。

 元教諭は50歳代男性。訴状によると、2012年から大阪府高槻市の中高一貫校に勤務し、昨年3月、茨木労基署に、教諭が違法残業させられていると申告。労基署は同4月、時間外労働に必要な労使協定を結ばずに残業させたとして是正勧告。今年3月にも元教諭から「改善されない」と申告があり、再度勧告した。

 男性は最初の勧告後の昨年10月、生徒指導に関する調査を理由に校長から自宅待機を命じられ、今年4月、「生徒を大声で繰り返しどなった」などとして解雇された。元教諭側は「解雇は明らかな報復。労基署への申告を理由とする解雇を禁じた労働基準法に反する」と主張している。

 同法人は「解雇は適格性を欠く生徒指導があったためで、(訴えは)事実に反する」とコメントした。

最終更新:5/19(土) 23:50
読売新聞