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【李相佰盃】ポジションアップを図り、勝利を目指す男子学生選抜

5/18(金) 11:25配信

バスケットボールキング

ポジションアップと育成を兼ねたチーム作り

 5月18日~20日にわたり、大学生の"日韓戦"である『李相佰(リ・ソウハク)盃日韓学生バスケットボール競技大会』が開催される。この大会は日韓両国のバスケットボールの普及・育成において尽力した李相佰(韓国読みでイ・サンベク)博士の功績をたたえて設立された。毎年、日韓交互に開催され、今年は韓国の仁川市で行われる。ここでは男子学生選抜について紹介しよう。

 選手選考は、日本が中長期強化として掲げる「サイズアップ、ポジションアップ」を目指した中で、数回の合宿や春先の韓国遠征によって進められた。

 ポジションアップという点で成長を見せているのは、関東大学選手権(スプリングトーナメント)で筑波大の優勝に貢献した増田啓介(筑波大3年、191センチ)。下級生時やU19代表ではパワーフォワードを務めることもあったが、現在はアウトサイドでの勝負強さが光る。初の学生選抜に選ばれた吉井裕鷹(大阪学院大2年、195センチ)は自チームではインサイドを務めながらも、体の強さとシュート力を発揮してフォワードにコンバートした選手。国際大会の経験は浅いが、韓国遠征で台頭してきた成長株だ。

 また、関東大学選手権でMVPを獲得した牧隼利(筑波大3年、187センチ)はシューティングガードとポイントガードを兼ねるコンボガードとしてプレーの幅を広げ、インサイドを務めるナナ―ダニエル弾(青山学院大3年、197センチ)は走力がついてきたところだ。

 そうしたポジションアップを図る中にも、チームを機能させる選手が必要となる。ゲームメイクが得意な熊谷航(大東文化大4年、172センチ)、3ポイントを中心に得点に絡む西田優大(東海大2年、189センチ)、インサイドで体を張る平岩玄(東海大3年、199センチ)は本来のポジションで選出され、チームの軸となる選手として期待されている。

 現在の平岩は、代表合宿や東海大ではパワーフォワードにもチャレンジしているため、迷いが生じることもあるという。だが、Bリーグの特別指定選手として入団した琉球での戦いで体を張ったプレーが通用した場面もあり、心を決めたという。

「外のプレーを覚えることも大切ですが、自分がもともと持っているフィジカルの強さやピックプレーなど、今は武器を磨いて自分の売りとするプレーを作っていきたい。李相佰盃では韓国の強い当たりに負けないように、ぶつかってきます」

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