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台湾のワンちゃんも「紅いもタルト」好き? 人気の犬用おやつ、アジア展開へ

5/18(金) 13:40配信

沖縄タイムス

 ペット関連用品販売のPETBOXを運営するオム・ファム(北谷町、中村毅代表)は17日までに、台湾向けに自社商品の出荷を始めた。2017年度に県内外で15万個を売った人気商品「紅いもタルト」の犬用クッキーを中心に、現地の動物薬品メーカーを介してペットショップなど約200店で販売。18年度は国内外合わせて約30万個、約1億円の売り上げを目指す。(政経部・島袋晋作)

オム・ファム自社商品

 経済成長とともにペット市場が広がるアジアの中で、親日かつ日本製品への信頼が高い台湾の市場を有望視する。

 台湾ではフランチャイズ制でPETBOXを展開する計画もあり、今回の商品出荷を機に台湾市場への浸透を図る。一方、8月には香港での商品販売を予定しているほか、米国ロサンゼルスからの取引要望もあるといい、海外展開を加速させている。

 中村代表によると、日本国内のペット市場は人口減少などを背景に飽和状態にあり、昨年から経済成長とともにペット人気が広がるアジアへの展開を模索していたという。

SNS通じて人気

 この中でも沖縄に近く、日本製品への信頼が高い台湾の市場に注目。県内の関係者の仲介でこのほど、桃園市の動物薬品メーカー「瑞捷科技股☆(人ヘンに分)有限公司」との契約がまとまり、15日に商品を初めて出荷。台湾企業が注目したのは、創業23年のブランドや、観光客にも人気がある「紅いもタルト」の犬用クッキーなどオリジナルの商品。2年間の独占販売を取り付けた。

 クッキーは県産紅イモとサトウキビパウダーを使い、御菓子御殿と開発した商品で、SNSなどを通じて人気が広がった。台湾からの観光客も商品を求め、PETBOX北谷店などに足を運ぶという。

 中村代表は「市場規模が大きい上に拡大していくアジアは魅力がある。県産品の販路拡大で県経済の活性化に貢献できれば」と話した。

最終更新:5/18(金) 13:40
沖縄タイムス