ここから本文です

音頭に乗って海岸美化 内灘で26日披露 北方さん作る

5/18(金) 1:06配信

北國新聞社

 内灘町出身の作曲家北方寛丈さん(36)が、毎年大量の漂着ごみが流れ着く内灘海岸の美化活動推進を願って「ゴミ拾い音頭」を作った。単調になりがちな清掃作業をリズムに乗って楽々とこなしてもらおうと、民謡調の音楽で、ごみを拾うしぐさを振り付けに盛り込んだ。海岸清掃時のBGMとして活用するほか、盆踊りの定番曲として地域に広め、「美しい海岸」を守る意識を高めてもらう。

 ゴミ拾い音頭は1曲2分43秒で、歌詞にはごみを数えながら拾い上げ、きれいな海岸が取り戻されていく様子が表現されている。単調な作業を楽しくこなしてもらおうと、北方さんが各地に残る茶摘み歌や田植え歌などの作業歌を参考に作詞作曲した。

 埼玉県鴻巣市在住の北方さんは、劇団四季のミュージカルの編曲、指揮、ピアノ演奏を手掛け、4月に開校した白帆台小校歌を作詞作曲した。3年前、砂浜に無数のごみが打ち上げられた内灘海岸の現状を憂える知人の話を聞き、音楽の力で貢献できないか検討を重ね、昨年、海の美化を願って歌うイベント「UTAUMI(うたうみ)」(北國新聞社など後援)を初めて実施した。

 今年の「UTAUMI」は26日午後4時半から内灘海水浴場で開かれ、「ゴミ拾い音頭」が初めて披露される。作業後には参加者全員が手をつなぎ、作家井上靖が内灘海岸の美しさをたたえて作った詩を基に、北方さんが作曲した「日本海美し」を歌う。19日午後2時からは内灘町文化会館で事前練習会が開かれる。

 北方さんは「単調な作業もみんなで楽しくできればはかどる。歌詞を口ずさみながら笑顔でごみを拾ってもらえればうれしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:5/18(金) 1:06
北國新聞社