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<話題>バンナムHDが上場来高値に接近

5/21(月) 8:30配信

モーニングスター

 18日のマーケットで、バンダイナムコホールディングス<7832>が前日比80円高の4235円まで値を上げ、14日の年初来高値4205円を更新。17年11月8日に付けた上場来高値4295円に接近した。

 材料視されているのは18年3月期の大幅な上ブレ着地。同社が9日引け後に発表した18年3月期の連結業績は、売上高6783億1200万円(前期比9.4%増)、営業利益750億2400万円(同18.6%増)。「映像音楽プロデュース」は減収・減益だったが、「トイホビー」が営業利益144億7600万円(同8.6%増)と順調に推移する中、「ネットワークエンターテインメント」が営業利益を523億7400万円(同24.6%増)に伸ばして全体をけん引。同事業ではスマートフォン向けゲームアプリケーションなどのネットワークコンテンツが国内外で好調だったほか、アミューズメント施設の国内既存店が順調に推移し、業務用ゲームにおけるVR(仮想現実)を活用した機器や施設の積極展開なども奏功。連結営業利益は従来予想を180億2400万円超過した。

 19年3月期は売上高6500億円(前期比4.2%減)、営業利益600億円(同20.0%減)と2ケタ減益の予想だが、これは18年3月に中期ビジョン「CHANGE for the NEXT 挑戦・成長・進化」(19年3月期-21年3月期)を発表したことに起因すると見られ、実態からカイ離している印象。同ビジョンでは21年3月期の営業利益750億円を目標に掲げているが、その発表の際、18年3月期の営業利益予想はまだ570億円。それが750億円強で着地したことで、19年3月期は減益を見込まざるを得なくなったということか。増額期待の広がりとともに青天井相場を満喫しそうだ。

(モーニングスター 5月18日配信記事)