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畑岡、勝、新垣、小祝、三浦……加速する黄金世代の活躍は宮里藍の蒔いた種!?

5/21(月) 17:01配信

みんなのゴルフダイジェスト

畑岡奈紗が米女子ツアーのキングスミル選手権でプレーオフに進出。惜しくも敗れたものの2位タイに入る大健闘を見せた。「(優勝まで)あと一歩のところだった」と本人もアメリカでの初優勝が近いことを実感。畑岡は99年の早生まれの19歳で、いわゆる“黄金世代”のひとり。またの名を“藍チルドレン”でもある。

米ツアー初優勝まであと一歩! 畑岡奈紗のドライバー連続写真

「こんなに早くプレーオフを経験できるなんて信じられない気持ちです。ベストを尽くしたので悔いはありません 」と2シーズン目の優勝争いに手応えをにじませた畑岡。

ルーキーイヤーの昨年は環境やコースに慣れるのに精一杯でゴルフどころではなかった。予選落ちの山を築きシードも獲れず傷心の帰国。だが帰ってきてすぐに国内で2勝を挙げたところは最高峰のメジャー(日本女子オープン)をアマチュアで制した経験を持つ畑岡ならでは。

その勢いで挑んだ米ツアーのファイナルQTをトップ通過して戦う今シーズン、序盤こそ予選落ちもあったがここ数試合はトップ20を外さない安定感のあるゴルフで19位タイ、19位タイ、7位タイからの2位タイ。「初優勝も近い」ともっぱらの評判だ。

国内に目を向けると畑岡と同じ学年の新垣比菜がサイバーエージェントレディスで優勝。勝みなみも今季すでに4度トップ10に入っており、小祝さくらや三浦桃香らが優勝戦線を賑わしているが、98年&99年生まれの彼女たちを“黄金世代”と呼ぶのはご存知の通り。

そして彼女たちは揃って昨年現役を引退した宮里藍に憧れ、その背中を追いかけ育ってきた世代でもある。宮里が11年に世界ランク1位になった頃は12歳前後。多感なときに世界で躍動する小柄な“藍先輩”の一挙手一投足に熱視線を注いだもの。

それはかつて韓国で起きた現象に似ている。98年に米ツアーデビューを飾ったパク・セリが全米オープン&全米女子プロゴルフ選手権のメジャー2冠に輝いたときフィーバーに湧いた韓国で88年生まれの“パルパル世代(韓国語で88をパルパルという)”が躍進。パク・インビ、シン・ジエ、チェ・ナヨンらがナンバー1を競い合い“セリ・パクチルドレン”と呼ばれたもの。

宮里の出現で日本にも“藍チルドレン”すなわち黄金世代が形成され、いま着実に世界に翼を広げている。

宮里が贈った言葉で畑岡が一番印象に残っているのは「自分を信じてやるだけ」というもの。これは現役時代の宮里最大のテーマでもあった。

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