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ANAの香港行き、成田で引き返し 機内にモヤ、APUオイル漏れか

5/22(火) 12:48配信

Aviation Wire

 成田空港で5月21日、全日本空輸(ANA/NH)の香港行きNH809便(ボーイング767-300ER型機、登録番号JA625A)が出発直後に機内でモヤ状のものが発生したため、引き返すトラブルがあった。

 ANAによると、乗客127人(幼児3人含む)と乗員10人(パイロット2人、客室乗務員8人)のうち、乗客8人が体調不良を訴えたが、病院へ搬送された人はいなかったという。

 NH809便は午前9時49分に出発した直後、1メートルほど移動した時にモヤ状のものが機内で発生。PBB(搭乗橋)を再度機体に付け、乗客を降ろした。

 ANAでは、APU(補助動力装置)のオイルが漏れ、何らかの理由でエアコンのダクトを伝って霧状に噴出された可能性があるとして、調査を進めている。国土交通省航空局(JCAB)は、航空事故につながりかねない「重大インシデント」にはあたらないと判断した。

 NH809便はその後、別の機材(767-300ER、JA611A)と乗員に変更し、午後4時32分に成田を再出発。定刻から6時間遅れの午後7時40分に香港へ到着した。搭乗予定だった乗客127人のうち、15人(幼児1人含む)が搭乗を取りやめた。

 同便は、ANAと同じくANAホールディングス(9202)傘下のエアージャパン(AJX/NQ)が運航。ANAでは、2017年12月15日にも成田発バンコク行きNH805便(ボーイング787-8型機、登録番号JA832A)が飛行中、機内でモヤが発生したため那覇空港へ緊急着陸している。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/22(火) 12:55
Aviation Wire