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エア・ドゥ、機長が証明書忘れ乗務 1時間25分遅れ

5/22(火) 18:47配信

Aviation Wire

 5月21日午後8時過ぎ、エア・ドゥ(ADO/HD)の羽田発札幌行きHD37便(ボーイング767-300ER型機、登録番号JA98AD)の50代男性機長が、乗務に必要な証明書を携帯せずに乗務した。当該便は1時間25分遅れで羽田を出発した。

 21日のHD37便は午後8時15分に羽田を出発し、札幌には午後9時45分に到着する予定だった。羽田出発後、滑走路に向けて自走中に、当該機長の技能証明書と航空身体検査証明書の不携帯が発覚。証明書はエア・ドゥの羽田事務所に置き忘れており、同社社員が発見した。

 機長はただちに乗務を中止し、HD37便は駐機場に戻った。同社は代わりの乗務員を手配。同便は1時間25分遅れの午後9時40分に羽田を出発し、札幌には午後11時10分に到着した。HD37便には134人(うち幼児1人)が搭乗し、当該の機長を含むパイロット2人、客室乗務員6人で運航した。

 エア・ドゥによると、当該機長の総飛行時間は1万2000時間。21日は3便に乗務予定で、羽田発午後3時50分の札幌行きHD29便と、札幌発午後6時の羽田行きHD32便に乗務し、HD37便で乗務を終了する予定だった。2便とも、機長は証明書を携帯せずに乗務していた。

 HD29便には237人(うち幼児4人)、HD32便には276人(うち幼児1人)が搭乗し、いずれも乗員8人(パイロット2人、客室乗務員6人)が乗務した。

 機長は現在、社内での聞き取り調査を受けている。

 エア・ドゥでは2014年にも、パイロットが証明書を携帯しないまま乗務したトラブルが発生している。

Yusuke KOHASE

最終更新:5/22(火) 18:47
Aviation Wire